この記事では小学生の子供たちがキャンプで活躍できるお仕事についてご紹介します。
家族キャンプでは子供たちに手伝って貰いことも多いものです。
家の中で子供たちにお手伝いをさせると、えーという声が聞こえてきます。
でも、キャンプ場ならいつもならできない経験ができるのでちょっと背伸びして手伝ってくれるはずです。
テント設営
子供の頃って隠れ家ってわくわくしませんでした?
大人になっても隠れ家ってわくわくしませんか?
テントの設営は隠れ家とはちょっと違いますが、自分たちの居場所を作るって何かいいんですよ。子供たちも家ともホテルとも違うテントという空間にわくわくしてくれます。
テントを設営する時は位置がずれないように持つ人がいると便利です。持つだけなら子供たちも簡単に手伝う事ができるので家族で協力した思い出になります。その時、子供たちにも役に立った事を説明して感謝してあげてください。
あとはハンマーを使ってペグうちです。
風が無ければペグうちしなくても良いと思いますが、せっかくなのでもしもの時のためにペグうちした方が良いと思います。
メジャーなコールマンのテントについてくる黄色いプラスチックのペグ&ハンマーですが、子供に打たせるのにちょうどいいです。プラスチックなので怪我をする可能性も少なく、ペグが大きいのでハンマーも当たりやすい。ただし、ペグの大きさや形、材質を考えると草が生えているやわらかい地面がベストマッチです。地面が硬い時は金属ペグで金属のペグハンマーを使った方が良いので使い分けが必要です。小学生であれば金属のペグ&ペグハンマーでも使えますし、率先してやってくれる場合もあるので影響の少ない場所を任せてしまうといいかも。
焚き木拾い。どんぐりや松ぼっくりも集まるかも。
焚き火用の薪は管理事務所で買えるのですが、せっかくキャンプに来たのだから燃やせるものを集めてくるのも楽しいです。男の子も女の子も楽しめます。山キャンプなら小枝や落ち葉だけでなく松ぼっくりやどんぐりなんかも拾えます。もちろん木の枝を折って取ってくるような事は絶対ダメなので、落ちているものを拾いましょう。
また、拾う時はなるべく乾燥しているものを選びましょう。
水分が多いと燃えにくく煙が出やすくなる事も問題ですが、火が付い時に大きく爆ぜる事が大きな問題です。爆ぜるという現象は水分が水蒸気に変わる時に大きな力が働く事で発生します。
木に水分が多いと爆ぜる事が多くなり割れた破片が体に当たってやけどになったり、いすが焦げたりするので注意が必要です。
焚き火用と言いながら、運が良ければ遊びに使えるどんぐりや松ぼっくりを拾う事ができます。拾ったどんぐりの大きさを競ったりコマにしたり。子供たちが自分で拾ったものを使って遊び道具を作れるのはいい経験になります。何しろ楽しい。
薪を組んで火起こし
焚き火はキャンプっぽいイベント。
薪に火がついて燃え上がる様子は子供にとっても不思議で楽しい経験です。良く言えば理科の実験でしょうね。どんなものが燃えやすいか調べるみたいな。あれは良く燃えた、これは燃えなかったと自分で分析します。
子供は特に火を扱う事が少ないので、火を扱う作業は食いつきが良いです。ライターを使わせて貰える機会は日常では全くないですから、良い経験にもなります。
ライターで落ち葉に火をつけるぐらいなら、危険はほとんどありません。
落ち葉は火が大きくなってからでは安全に投げ入れるのが難しいので、火の小さいうちに入れて燃やすのがベター。風が強い時は葉っぱに火が付いたまま舞ってしまう可能性があるので、大人が様子を見た方が良いですね。
落ち葉や枯れ木であれば基本的に燃えるのですが針葉樹の尖っているような葉っぱは油分が多くて激しく燃えます。枝に葉っぱが付いた状態で投げ入れると一気に燃えて楽しいですよ。
料理
キャンプ場で手の込んだ料理を作るのは大人の楽しみ方です。
子供たちと楽しむためにはバーベキュー又はカレーが無難です。
玉ねぎの皮をむく、ジャガイモの皮をピーラーでむくといった分かりやすくて難しくない作業をさせてあげると興味もアップします。
料理は子供によって好き嫌いが分かれると思うので無理にやらせない方が良いです。
うちの子供たちは何となく手伝いますが、お姉ちゃんの方が料理は好きですね。
ママも娘に料理をうまくなって欲しいという気持ちがあるからだと思います。
まとめ
子供とキャンプに行った時、自由行動させるのは危険です。山の中や川辺でトラブルに巻き込まれる事が良くあります。
子供たちと一緒に行動していても、大人を置いて子供たちはどんどん先に行っちゃうんですよ。
先の様子が分からないから待って!
平気~大丈夫~。パパー早く来てー
自分がついて行ってもヒヤヒヤする事が多いので、できるかぎり目を離さないようにしています。
どうしても新しいものや珍しいものに目を向けがちなので、大人が作業をしなきゃいけない時は子供と一緒にできる事を増やすといいと思います。
テント設営や火起こしは大人でも難しい所があります。
それを子供たちが自分たちでやれた!と思ったらどうでしょう。
間違いなくどや顔で自慢するでしょう。
森を探して何かを集める作業では、子供たちはポケモンでモンスターを集めるように珍しいものを見つけては〇〇ゲットだぜーと言って喜びます。
キャンプ場でキャッチボールをするのも悪くないですが、キャンプ場でしかできない事を子供たちと一緒に経験して、あのとき〇〇したね~という思いでを残せるのが家族キャンプのいいところ。
家族で協力して楽しいキャンプをしよう!
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