子供たちと川遊びする時はライフジャケットを!

キャンプ

この記事では川遊びのお供ライフジャケットについてご紹介します。
キャンプ場の近くにある川は子供たちが遊ぶには絶好の場所。
でも、ライフジャケットを着ている子供はまだまだ少ないです。
万が一の事態に備えてライフジャケットの用意を考えて見ませんか。

川遊びの危険なポイント

私は「危険だと分かる川ほど事故が少ない。」と思います。
最初から危険と分かっている川に家族で遊び行くことがあるでしょうか。
ちょっと考えにくいですよね。(冒険したい人はいますけどね。)

川遊びは危険だと判断できないから危険なのです。
危険を判断するために私が「気を付けなければ!」と思った所をまとめました。

みんなが入っているから大丈夫ではない

これが最大の危険です。これに尽きるかも知れません。

とてもきれいな川で小学生たちが楽しく遊んでいる。
そんな姿を見かけたら自分の家族も行こうと思いますよね。

しかし、遊んでいるのが現地の子供たちだとしたらどうでしょう。
自分たちのルールや危険な場所をちゃんと理解できているとしたら?

事故現場の取材で「現地の人は危ないと思っていた。現地の人は近づかなかった。」
という話は良く聞こえてくるものです。
みんなが入っているから大丈夫と思ってはいけません。

透明度が高いと浅く見えて安全だと錯覚する

きれいな川は底まで見えますが、陸上から見ている姿と川の中の姿は違います。
これは光の屈折が原因です。
日常的にお風呂に入った時に体験している事ですが「水中のモノは大きく・近く見える」のです。
外部リンクですが「Nikon キッズアイランド 光の屈折を調べよう」で子供にもわかる実験しています。

きれいな川は底までの深さを錯覚する可能性が高いという覚えておく。
そして子供たちにも伝えておきましょう。
当然ですが底の見えない川は川の深さが分からないので近づかないのが基本です。

大人が多い時こそ油断してはいけない

大人が目を離したすきに・・・と言うのは事故の定番です。
大人が多く参加していて目が行き届いているだろうと思うのは間違い。
子供の監視が得意な大人はそんなに多くありません。
たとえ、親であっても父親・母親に任せたつもりになる事があります。

姿が見えていても、子供は興味が優先になるため大人の思う通りには動きません。
「自分が行ける!」と思えば冒険してしまうので、大人と子供が常にアイコンタクト取れる状況を作っておきましょう。まさに目を離さない!です。

万が一に備えてライフジャケットを装備

紹介しているライフジャケットはたまたま買った商品。
海でシュノーケリングツアーで使用したのですが、かなりの浮力があって「ちゃんとできているな」と思ったものです。
こどもの体重増加に合わせて買いなおす必要があるのですが・・・(トホホ)。

適切なライフジャケットの装着は川遊びには必須と考えましょう。
数千円で命が助かると思えば本当に安いものです。
(明るい色を選べばいざという時でも早く見つかります。)

子供向けには股の間を通すベルトがある方が良いと思っています。
それはベストの部分だけで締めていると、体が沈んだ時にベストが脱げる場合があるからです。
股の間に通すベルトは重要なので子供たちに外させないように教えてください。
股の間に紐があると嫌がる場合は、足に縛るタイプ(リンク先はAmazonです)でも良いかも知れません。(着脱がちょっとめんどくさそうですが・・・)

参考記事:ライフジャケットは、十分な性能、正しい着用方法、想定される使用方法であなたの命を守ります (出典:Yahoo! ニュース)

まとめ
  • 安全と思う事が危険にかわる。100%安全な川は無い。
  • 人が多いから安全とは言えない。川にライフセーバーはいない。
  • 川の流れは人の目を錯覚させる。行けるか迷ったら戻る勇気を持とう。
  • ライフジャケットは万能ではないけど、命が助かる確率を上げてくれる。

気持ちよさそうな川の流れを見ていると親のテンションも上がりますが、一呼吸おいて周囲の状況を確認しておきましょう。

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